毎日を心地よく過ごすためには、自分の心と体に耳を傾けることが大切だと気づいたのは、ある朝のことでした。いつものように慌ただしく一日を始めようとしたとき、ふと立ち止まって深呼吸をしてみたんです。すると不思議なことに、心がすっと軽くなったような感覚を覚えました。
それ以来、私は「感じたことメモ」を始めることにしました。朝起きたときの体の状態、日中の気分の変化、夜の心の落ち着き具合など、些細なことでも書き留めていきます。このシンプルな習慣が、自分の心と体のリズムを理解する大きなヒントになったのです。
特に注目したのは、自律神経の状態です。「今日はなんだか肩が凝るな」「午後から気持ちが落ち着かない」といった感覚を書き留めることで、自分のストレスポイントが見えてきました。そこで始めたのが「自分への問い合わせ」タイムです。
静かな場所で目を閉じ、「今の自分に必要なものは何だろう?」とやさしく問いかけます。すると意外にも、体が欲しているものを教えてくれるんです。温かい飲み物が欲しい時もあれば、軽い運動が必要な時も。この対話の時間は、まさに自分自身とのコミュニケーションです。
そして、この気づきを日々の生活に活かすために取り入れているのが「ゆる予定づくり」。翌日の予定を立てる際、必ず自分をケアする時間を組み込みます。例えば、朝は5分早く起きて深呼吸とストレッチ、昼休みは温かいお茶を飲みながら窓の外を眺める時間、夜は足湯をしながら1日を振り返る、といった具合です。
特に就寝前の時間は大切にしています。体を温めることで、質の良い睡眠へと導かれるからです。温かい飲み物を飲んだり、ゆっくりとお風呂に浸かったりすることで、体の芯から温まっていくのを感じられます。
この「感じる・問いかける・予定を立てる」という3つのステップを続けることで、驚くほど自然に心と体のバランスが整っていきました。朝目覚めたときの爽快感が増し、日中の集中力も上がり、夜はぐっすりと眠れるようになったのです。
何より素晴らしいのは、自分の体調の変化に敏感になれたこと。少し疲れ気味だなと感じたら、早めに休息を取れるようになりました。これは、若々しさや健康を保つ上で、とても重要なポイントだと実感しています。
まるで親友との対話のように、自分の心と体に寄り添う時間を持つことで、毎日がより豊かに、より健やかになっていく。そんな素敵な変化を、あなたもぜひ体験してみませんか?
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