眠れない夜に気づいた「感じたことメモ」の力。自律神経を整えて、若々しい毎日を手に入れる

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梅雨の終わりかけ、夜の10時を少し過ぎたころ。窓の外からは雨上がりの湿った土の香りがほんのりと漂ってきて、部屋の中にはアロマキャンドル「ソワレ・ブラン」のやわらかいバニラの香りが混ざり合っていた。そんな静かな夜に、わたしはふと気づいてしまった。「今日、自分がどう感じたか、まったく覚えていない」と。

忙しい日々の中で、自分の内側から届くサインを見逃し続けていることって、意外と多い。疲れているのに「まだ大丈夫」と動き続け、冷えているのに「気のせいかな」と放っておく。そうやって積み重なった小さな無視が、やがて自律神経のバランスを崩していくのかもしれない。

だから最近はじめたのが「感じたことメモ」だ。難しいことは何もない。その日感じた体の温度、気分の揺れ、ふと気になった空の色。そういうものをスマホのメモアプリにぽつぽつと書き留めるだけ。子どもの頃、日記帳に「今日、ねこをなでた。ふわふわだった。」と書いていたあの感覚に、どこか似ている。

書いていると、自然と「自分への問い合わせ」が始まる。「最近、夜中に目が覚めるのはなぜだろう?」「お風呂に入ると少し楽になるのは、身体が温まるからかな?」こういう問いが生まれること自体が、実はとても大切なことだと思う。睡眠の質が下がっているとき、たいていその前に「なんとなく手足が冷たい夜が続いていた」という記録がある。身体の冷えは、眠りの浅さと深くつながっている。

ちなみに先日、メモを見返していたら「今日の朝、白湯を飲んだら胃がほっとした気がした」という一文を発見した。書いた記憶が薄くて、自分でも少し笑ってしまった。でもその一文が、「毎朝の白湯」という小さな習慣につながった。身体を芯から温めることが、自律神経の調整にもつながり、ストレス解消にも働いてくれる。そのことを、メモが静かに教えてくれていた。

感じたことが蓄積されてくると、次にやりたくなるのが「ゆる予定づくり」だ。カチカチのスケジュールではなく、「今週は木曜日の夜に半身浴をする」「来週末は早めに布団に入ってみる」という、ゆるくて優しい約束を自分と交わすこと。良質な睡眠は、一夜にして手に入るものではなく、こういう小さな積み重ねの先にある。

身体を温め、眠りを深め、自律神経を整える。それは特別なことではなく、「今日の自分をちゃんと感じる」ところから始まるのだと、雨上がりの夜のメモが教えてくれた気がしている。

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