睡眠障害が起こる背景には「体の病気」「心の病気やストレス」「薬やアルコール」などさまざまな原因がありますが、最初に対処できる原因としては「睡眠リズムの乱れ」が考えられます。
睡眠には「メラトニン」というホルモンが深く関わっています。メラトニンは午前中に太陽の光を浴びると分泌量が減って目覚め、約15時間後に再びメラトニンの分泌が高まり自然に眠りに入れる体になっていきます。
不規則な生活で太陽の光を浴びる時間がまちまちだったり、午前中に太陽の光を浴びない生活を続けていると、メラトニンの分泌リズムが一定に保てなくなり睡眠リズムが乱れてしまうことがあるのです。
この他にも、寝る前のパソコンやスマートフォンの使用は脳を興奮・覚醒させてしまい、なかなか寝つけなくなる「入眠障がい」の原因となります。
■睡眠障がい改善のセルフケア
・眠りたい時間の15時間前に太陽の光をしっかりと浴びておく
・眠る直前にパソコンやスマートフォンを見ない
・寝る前には読書、ストレッチ、アロマ、音楽などでリラックスする
・寝る前にカフェインや香辛料を摂らない
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